ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方【雛形コピぺOK】

この記事で解決できるお悩み
  • プライバシーポリシーって何なの?
  • プライバシーポリシーって必要なの?
  • ひな形やテンプレートが欲しい!
  • 書き方や掲載方法を知りたい!


こんな悩みを解決できる記事になっています!

現在会社に勤めながら副業でWebライターをしています。会社では雑誌の編集を担当しており原稿を依頼する側ですが、自宅ではWebライターとして仕事を受けています。

この記事『ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方【雛形コピぺOK】』を実践すれば、初心者でもプライバシーポリシーを設置できますよ!


プライバシーポリシーは、企業・団体だけでなく個人ブログでも必須です。ブログを運営すると、さまざまなトラブルになる可能性もあります。


プライバシーポリシーを適切に設置して、ブログ運営者とユーザーの責任を明確に示しておきましょう。


記事の前半ではプライバシーポリシー・免責事項とは何かを、後半ではひな型と掲載方法を初心者でも分かりやすく解説するので、じっくり読んでください。

プライバシーポリシー・免責事項とは?

プライバシーポリシーって何ですか?

取得した個人情報をどのように取り扱うかを示した文書です!


はじめにプライバシーポリシー・免責事項とは何かを解説します。

1~2の順で解説しますのでご覧ください!

2つを解説
  1. プライバシーポリシーとは?
  2. 免責事項とは?


プライバシーポリシーとは?

プライバシーポリシーとは、個人情報保護のための方針を示したものです。企業・団体のサイトだけではなぬ、個人ブログでもプライバシーポリシーの掲載は必須です。


個人ブログでも「お問い合わせ」「Googleアドセンス」「Googleアナリティクス」などで、ユーザーの個人情報を取得します。取得した個人情報を、どのように取り扱うかをユーザーに示す必要があるのです。


なお、プライバシーポリシーは単に掲載すればいいというものではなく、個人情報保護法に則った内容で作成しなければいけません。

ポイント

プライバシーポリシを掲載する2つの理由

  1. ユーザーとのトラブルを防止するため
  2. ブログの信頼性を高めるため


「プライバシーポリシー」は取得した個人情報をどのように取り扱うか示した文書!


免責事項とは?

免責事項は、ユーザーがサイトを閲覧したり、アフィリエイトで商品を購入したりする際に、どこまでブログ運営者が責任を持つかを示した文書です。


ブログ運営者が負う責任と、ユーザーが負う責任を明記し、サイトを閲覧するにあたっての注意事項を記載します。


例えば、Googleアドセンスではユーザーに最適な広告が配信されます。その広告を見たユーザーが、サービスを利用したり、購入したりした結果、思ったとおりのものでなかったとします。


その場合、ブログ運営者は実際に商品を作成している訳ではないので責任を負えません。そのようなことで責任を問われたら、怖くてアドセンス広告を掲載することもできません。


そのため、将来起こる可能性のあるトラブルの責任範囲をあらかじめ明示することで、リスク回避につながります。

「免責事項」はブログ運営者がどこまで責任を持つかを示した文書!


プライバシーポリシーに記載する内容

プライバシーポリシーには何を記載するの?

ブログで何をするかによって変わってきます。

プライバシーポリシーは、ブログ運営者がどういったツールなどを利用するかで記載事項が変わってきます。ここでは良く使われるツールを使う場合に、必要を記載事項は何かを解説します。


1~4の順で解説しますのでご覧ください!

記載する内容
  1. Googleアドセンス
  2. Googleアナリティクス
  3. Amazonアソシエイト
  4. お問い合わせフォーム・コメント機能

Googleアドセンス

Googleアドセンスをブログに掲載する予定がある場合にはこちらをご覧ください。

Googleアドセンスは、Google AdSense ヘルプ 必須コンテンツの部分にブログのプライバシーポリシーに記載しなければならない内容が書いてあります。


サイトのプライバシー ポリシーについて


プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。

・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他の ウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。

・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。

・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。

第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。

・第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。

・対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。

・これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。


引用:必須コンテンツ – Google AdSense ヘルプ



記載すべき内容を簡単にまとめると以下の2つです。

ポイント
  1. Cookieを使用してユーザの閲覧履歴に応じた広告を配信していること
  2. ユーザーがCookieを無効にできること




Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、利用規約の「7.プライバシー」にプライバシーポリシーに記載しなければならない内容が書いてあります。

7. プライバシー

お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、「ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用」のページ(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。


引用:Google アナリティクス利用規約



記載すべき内容を簡単にまとめると以下の5つです。

ポイント
  1. プライバシーポリシーを掲載する
  2. Cookieの使用
  3. モバイルデバイスの識別情報や類似の技術を通知する
  4. Googleアナリティクスの使用 
  5. Googleアナリティクスでデータが収集・処理される仕組み

Amazonアソシエイト

Amazonアソシエイトはプログラム運営規約の「10.乙がアソシエイトであることの表示」にプライバシーポリシーに記載すべき内容が書いてあります。

5. 乙がアソシエイトであることの表示

乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。

引用:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約


記載すべき内容は以下のとおりです。こちらの文章を記載する必要があります。

ポイント
  • Amazonのアソシエイトとして、[ブログの名称]は適格販売により収入を得ています。

※青文字部分は自分のブログ名に変更して掲載します。


お問い合わせフォーム・コメント機能

お問い合わせフォームやコメント機能では、名前やメールアドレスを取得するためプライバシーポリシーに記載する必要があります。取得した情報をどのように利用するのかを明示しましょう。

ポイント
  • お問い合わせフォームやコメント機能で取得する情報
  • 取得した情報の利用目的



免責事項に記載する内容3つ

免責事項には何を記載するの?

免責事項には3つの内容を記載します!


免責事項には「情報の正確性」「外部リンクの責任」「損害・損失の責任」の3つを記載します。

ポイント
  1. 情報の正確性:ブログに掲載する情報は、100%の正確性を保証するものではないこと
  2. 外部リンクの責任:ブログに掲載されているリンク先の情報には、一切責任を負わないこと
  3. 損害・損失の責任:ブログを利用した何らかのトラブル・損害・損失には、一切責任を負わないこと

以上の3つは、トラブルを未然に防ぐためにも必ず記載します。

なお、免責事項を書いたとしても定期的にコンテンツをリライトして、正確な情報をユーザーに提供するよう努めましょう。

その他掲載すべき内容2つ

プライバシーポリシーには、これまでに紹介した内容以外にも以下の2つの内容を記載します。


1~2の順で解説しますのでご覧ください!

その他内容2つ
  1. 著作権・肖像権
  2. リンク

著作権・肖像権

ブログに掲載している文章・画像・イラストなどの著作権に関する情報を記載します。たとえば、ブログに掲載している文章・画像などの無断転載は一切禁止する旨を記載しましょう。


また自分が誤って著作権・肖像権を侵害する可能性もあります。そのため、サイトの目的が著作権や肖像権の侵害ではないこと。著作権や肖像権に問題点、疑問点があったら連絡いただきたい旨を記載しましょう。

ポイント
  1. 文章・画像の無断転載の禁止
  2. 著作権・肖像権の侵害があった場合は対応すること



リンク

ブログは原則リンクフリーで、リンクを行う際の許可などは不要なことを記載します。リンクフリーでも、画像への直接リンクはしないように記載しましょう。


また、文章を引用される場合には必ず引用元のURLを記載してもらうようにしよう。

ポイント
  1. ブログはリンクフリーであること
  2. 画像への直リンクは禁止であること


プライバシーポリシー・免責事項の書き方・ひな形

プライバシーポリシー・免責事項の書き方・ひな形です。ひな形はコピペOKですので、ご自由にお使いください。

1~4の順で解説しますのでご覧ください!

ひな形
  1. プライバシーポリシーのひな形【コピペOK】
  2. 免責事項のひな形【コピペOK】
  3. 著作権・肖像権のひな形【コピペOK】
  4. リンクのひな形【コピペOK】

プライバシーポリシーのひな形【コピペOK】

プライバシーポリシーのひな形です。朱書きの部分は適宜修正してご使用ください。

ひな形

プライバシーポリシー

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取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や、必要な情報を電子メールなどで連絡する場合に利用いたしますが、これらの目的以外では利用いたしません。

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免責事項のひな形【コピペOK】

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ひな形

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著作権・肖像権のひな形【コピペOK】

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プライバシーポリシー・免責事項ぺージの掲載【WordPress】

プライバシーポリシー・免責事項ぺージが出来上がったら、いよいよWordPressブログに掲載します。


1~3の順で解説しますのでご覧ください!

ページの掲載
  1. プライバシーポリシーの掲載場所
  2. 固定ページにプライバシーポリシーを貼り付け
  3. 固定ページのリンクを追加する


プライバシーポリシーの掲載場所

プライバシーポリシーの掲載場所は、特に決められていません。ユーザーが確認しやすいところに設置します。


フッターに設置しているサイトが多いようです。お好みで、グローバルナビゲーションやサイドバーに設置しても構いません。


ブログのどのページを閲覧していてもユーザーが見つけやすいところに設置しましょう。


固定ページにプライバシーポリシーを貼り付け

プライバシーポリシーは固定ページに貼り付けます。

新規固定ページの追加

ダッシュボードの、固定ページから「新規固定ページを追加」をクリックします。

プライバシーポリシーの公開

固定ページのタイトルは❶「プライバシーポリシー」にしましょう。


あらかじめ用意しておいた、プライバシーポリシーを❷記事部分に貼り付けます。自分のブログ用に一部加工を忘れないようにしましょう。


これはとても大事ですが、右側のメニューからパーマリンクを設定します。❸「リンク」をクリックすると❹「URLスラッグ」の入力画面が開きます。


「プライバシーポリシー」と日本語になっていますが「privacy-policy」に変更しましょう。


念のため公開の左の💻をクリックして、プレビュー画面でどのように表示されるか確認します。とくに問題がなければ、これでプライバシーポリシーページは完成なので❺「公開」をクリックします。

パーマリンクには意味のある英単語をハイフンで繋いで設定します。


固定ページのリンクを追加する

つぎに作成したプライバシーポリシーのページを、WordPressでプライバシーポリシーと認識させます。

プライバシー設定

ダッシュボードの設定から「プライバシー」をクリックします。

プライバシーポリシーページを変更する

「プライバシー」画面が表示されるので「プライバシーポリシーページを変更する」をクリックします。作成・保存した「プライバシーポリシー」のページを選択し「このページを使う」をクリックします。

プライバシーポリシーページと認識

すると固定ページのプライバシーポリシーの右側に「プライバシーポリシー」と黒文字で表示されました。これでプライバシーポリシーページがWordPressでプライバシーポリシーと認識されました。


プライバシーポリシー・免責事項まとめ

今回はプライバシーポリシー・免責事項のひな形、作り方について、解説してきました。個人のブログでも、個人情報を取得する場合にはプライバシーポリシーの掲載が必須です。


またGoogleアドセンスやASPアフィリエイトする場合は、免責事項の掲載も必須です。ブログを運営するメディアとして、さまざまなトラブルにあわないためにも必ず掲載しましょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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