こんな悩みを解決できる記事になっています!
現在会社に勤めながら副業でWebライターをしています。会社では雑誌の編集を担当しており原稿を依頼する側ですが、自宅ではWebライターとして仕事を受けています。
この記事『ラッコキーワードの登録方法から使い方まで初心者向けに徹底解説』を実践すれば、初心者でもキーワード選定できますよ!
ブログ運営やWebライティングにおいて、キーワード選定は欠かせません。そのなかでもラッコキーワードは、多くのブロガーやSEO担当者に利用されている人気のツールです。
記事の前半ではラッコキーワードとは何かや使い方を、後半では機能、よくある質問を初心者でも分かりやすく解説するので、じっくり読んでください。
ラッコキーワードとは?
ラッコキーワードって何ですか?
ラッコキーワードは、キーワードをリサーチできるツールです!
ラッコキーワードは、関連キーワードやサジェストキーワードなど、ブログのコンテンツ作成やSEO対策に役立つキーワードをリサーチできるツールです。
多くのユーザーが、Googleなどの検索エンジンで調べる単語を「キーワード」と呼びます。このキーワードを適切に選定して、ブログやWebサイトのコンテンツを作成することがSEO対策で重要です。
ラッコキーワードの特徴
ラッコキーワードは、無料でも使えるキーワードリサーチツールです。特徴として、関連キーワードやサジェストキーワード、見出し抽出(Google検索の上位20サイト)など、ブログなどのコンテンツ作成に役立つ機能があるのが特徴です。
そのほかGoogleトレンド、Q&Aサイト、ニュース・話題の記事、関連ハッシュタグなど、それぞれの情報源からデータを収集してくれるため、SEOや記事作成のヒントになります。
操作画面も使いやすく、初心者でも簡単にキーワードリサーチができるのが魅力です。
無料版と有料版の違い
ラッコキーワードには、無料版と有料版があります。登録しないで、ゲストユーザー(非ログイン)としても利用できますが、1日あたり5回・1週間あたり20回の制限があります。
そのため、まずはメールアドレスで登録して使うようにしましょう。各プランの概要は以下のとおりです。
プラン | フリー | エントリー | 一番人気! ライト | スタンダード | プロ | エンタープライズ |
料金/月 | 無料 | 440円 | 990円 | 2,475円 | 4,950円 | 9,900円 |
関連キーワード | 20回/日 | 250回 | 500回 | 1,000回 | 2,000回 | 5,000回 |
獲得キーワード調査 | 30回/日 | 1,500回 | 3,000回 | 10,000回 | 30,000回 | 50,000回 |
集客コンテンツ検索 | 30回/日 | 1,500回 | 3,000回 | 10,000回 | 30,000回 | 50,000回 |
一括キーワード調査 | – | 40回 | 100回 | 250回 | 500回 | 1,000回 |
ランクインキーワード (検索上位分析)β版 | 20回/日 | 250回 | 500回 | 1,000回 | 2,000回 | 5,000回 |
高精度AIによる提案 | – | 3回 | 20回 | 50回 | 100回 | 200回 |
AIによる提案 | 10回/日 | 500回 | 1,000回 | 2,500回 | 5,000回 | 10,000回 |
サジェストプラス | – | 100回 | 300回 | 1,000回 | 2,000回 | 5,000回 |
見出し/共起語/ 関連ハッシュタグ/ 潜在的な検索KW/質問 | 10回/日 | 500回 | 1,000回 | 2,500回 | 5,000回 | 10,000回 |
広告 | 表示 | 非表示 | 非表示 | 非表示 | 非表示 | 非表示 |
同時接続可能数 | ‐ | ‐ | – | 5名 | 10名 | 25名 |
※料金は年払い時の1か月当たりの額
※回数は1月あたり/フリープランは1日あたり
ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードの使い方は?
ラッコキーワードでキーワード検索してキーワードプランナーで検索ボリュームを調べます!
ラッコキーワードの使い方を解説します。ラッコキーワードは無料でも使えますが、検索ボリュームは、キーワードプランナーで調べる必要があります。
1~4の順で解説しますのでご覧ください!
ユーザー登録方法
ラッコキーワードなど、ラッコサービスを利用するにはラッコIDの登録が必要です。ラッコIDはラッコWEBサービスを利用できる共通IDシステムです。すでに持っている場合には登録不要です。
ラッコIDが無い場合は、メールアドレスのみで簡単に無料登録できます!以下の手順で簡単に登録できます。
■ラッコID登録(仮登録)
はじめにラッコキーワードの公式サイトにアクセスします。画面右上に「新規登録」のボタンが表示されていますので、クリックします。
ユーザー登録の画面が表示されたら➊メールアドレスを入力します。 ラッコID利用規約を確認のうえ❷同意するにチェック✓を入れます。❸登録ボタンを押したら仮登録が完了します。
■ラッコID登録(本登録)
登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
件名:登録のご案内 / ラッコID
この度はラッコIDのご利用登録をいただきありがとうございます。
現在、仮登録状態となっておりますので、
以下の認証URLをクリックし、本登録を完了させていただきますようお願いいたします。
https://rakkoid.com/verifyemail/XXxxXXxxXXxxXXXxxXXXXXXXXxxxXXXxx
※URLの有効期限は202☓-XX-XX XX:XX:XXです。
※URLが改行で途切れている場合はつなげてアクセスしてください。
10分以内にメール本文内の認証用URLをクリックします。すると、登録画面が開くので「ラッコIDに登録する」をクリックすると本登録が完了です。
本登録が完了するとラッコキーワードにログインが可能になります。メールアドレスとパスワードでログインしましょう。パスワードは変更することをおすすめします。安全性を考慮して、強固なパスワードに設定しましょう。
キーワード検索する
ラッコキーワードにログインすると、検索機能を利用できます。
検索ボックスに調べたいキーワードを入力します。例えば「ブログ 書き方」と入力してみましょう。入力後、検索ボタンをクリックします。
すると、ラッコキーワードが入力されたワードを元に関連キーワードを表示します。例えば「ブログ 書き方 初心者」「ブログ 書き方 WordPress」などが表示されます。ユーザーがどのようなテーマに興味を持っているかが一目で分かるのです。
機能一覧にある、他の機能を選ぶとそれぞれの機能に基づいたデータが表示されます。さまざまな機能を一度試してみましょう!
抽出したキーワードをコピーまたはエクスポート
ラッコキーワードでは、抽出したキーワードを➊コピーしたり❷CSVファイルとしてエクスポートしたりできます。
➊コピー機能を使うことで、キーワードプランナーに簡単に一括で貼り付けられるのが便利です。
❷エクスポートしたファイルはExcelやGoogleスプレッドシートで開いて整理できるため、大量のキーワードを分析するのに役立ちます。
キーワードプランナーでの検索ボリュームの確認方法
ラッコキーワードでは、有料プランでないと検索ボリュームが調べられません。そのために、フリープランを使っている場合はラッコキーワードで抽出したキーワードをコピーして、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べます。
キーワードプランナーは、Google広告の機能のなかの一つです。
- ラッコキーワードの無料版 + キーワードプランナーを併用 ← 今回の解説はこちら
or - ラッコキーワードの有料版を利用
Googleキーワードプランナーでの検索ボリュームの確認方法は以下の手順で行えます。
「Google広告」にログイン
- Googleアカウントにログイン
GoogleキーワードプランナーはGoogle広告のツールなので、まずはGoogleアカウントにログインする必要があります。もしGoogleアカウントを持っていない場合は、無料なので作成しましょう。 - キーワードプランナーにアクセス
Googleキーワードプランナーの管理画面にログインしたら、左側のメニューから➊「ツール」の❷「キーワードプランナー」を選択します。
3.「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
「新しいキーワードを見つける」ではなく「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。すると❸キーワードを貼り付けるボックスが表示されるので、ラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付けます。
4.検索結果を確認
キーワードを貼り付けて「開始する」をクリックすると、そのキーワードに関する情報が表示されます。
各キーワードの横に「月間平均検索ボリューム」などのデータが表示されます。❹「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、検索ボリュームが多い順にソートされます。
キーワード | 月間平均検索ボリューム❹ | 3か月の推移 | 前年比の推移 | 競合性 | 広告インプレッションシェア | 上部に掲載された広告の入札単価(低額帯) | 上部に掲載された広告の入札単価(高額帯) |
wordpress ブログ 書き方 | 100~1000 | 0% | 0% | 低 | - | ¥〇 | ¥〇 |
本 ブログ 書き方 | 100~1000 | 0% | 0% | 中 | - | ¥〇 | ¥〇 |
アフィリエイト ブログ 書き方 | 100~1000 | 0% | 0% | 中 | - | ¥〇 | ¥〇 |
面白い ブログ 書き方 | 10~100 | 0% | 0% | 低 | - | ¥〇 | ¥〇 |
参考:Googlキーワードプランナー キーワード検索結果
1,000~10,000、100~1,000、10~100と大まかな検索ボリュームがわかります。検索ボリュームは、大まかに分かればOKです。初心者は、100~1,000のキーワードを狙いましょう。
ラッコキーワードの機能
ラッコキーワードの機能は?
関連キーワードなど多数ありまのでご説明します!
ラッコキーワードには、多くの機能があります。フリープランと有料プランでは、使える機能に違いがあります。ブログ運営者は、検索ボリュームが使えないのは痛いところです。
関連キーワード
調べたいキーワードに関連する他のキーワードを見つけられます。ブログ作成やWebライティングにおいて非常に役立ちます。例えば、特定のテーマについてブログの記事を作成する際に、読者が興味を持ちやすいキーワードを見つけられます。
関連キーワードを調べることで、ユーザーにより効果的にアプローチできるのです。そしてSEO効果をより高められます。
サジェストキーワード
サジェストキーワードは、指定したキーワードに関連して、実際にユーザーが検索エンジンで入力しているキーワード候補を一覧表示してくれます。これにより、ユーザーが興味を持って検索している具体的なキーワードを把握できます。
ユーザーニーズに沿ったキーワードを使うことで、検索エンジンでの上位表示を狙いやすくなります。ユーザーファーストの記事を作成するためには必須の機能です。
サジェストプラス(有料プラン)
サジェストプラスは、通常のサジェストキーワードの強化版です。サジェストプラスは、より多くのサジェストキーワードが取得可能です。
Googleだけではなく、複数の検索エンジンのサジェストを並行して取得できます。また画面上から月間検索数(CPC($)/競合性含む)の取得が実行できるため効率的です。
また、キーワード検索結果の再調査メニューが多くあり、ニッチな検索キーワードを見つけやすくなります。
獲得キーワード調査
獲得キーワード調査は、検索した競合サイトのURLやドメインにおける、Google検索での100位以内ランクインキーワードの一覧、月間検索数、検索順位、推定流入数などを取得可能です。
この機能を使うと、競合サイトがどのようなキーワードで記事を読まれているかが分かります。月間検索数では、調べたサイトが月間でどれくらい検索されているかが分かります。競合サイトだけではなく、自分のサイトがランクインしているキーワードを見つけることもできます。
見出し抽出(検索上位分析)
見出し抽出は、特定のキーワードを入力することで上位表示されている20サイトの記事の見出しを収集・表示する機能です。これにより、競合サイトがどのような見出しで構成されているかを簡単に確認できます。
ユーザーニーズに沿った見出しを作成する際の参考にできます。ユーザーにとって魅力的な見出し構成を作成し、効果的なSEO対策するための重要な情報源となります。
共起語(検索上位分析)
共起語とは、キーワードと一緒に使われやすいワードのことです。検索上位20サイトのデータを分析し、共起語を抽出できます。
SEOですでに結果を出している検索上位サイトが、どういった内容を取り扱っているのかを、キーワード単位で分析できます。
一括キーワード調査(有料プラン)
一括キーワード調査は、複数のキーワードをまとめて調査できる機能です。この機能では、入力した複数のキーワードについて、検索ボリュームや競合性、関連語などのデータを一度に確認できるため、効率的なキーワードリサーチが可能です。
大量のキーワードを使った競合分析や、コンテンツ計画の基盤として役立ち、SEOに強いコンテンツを効率的に作成するための強力なサポートしてくれます。
集客コンテンツ検索
集客コンテンツ検索は、特定のキーワードで検索上位にランクインしているコンテンツを見つける機能です。検索上位のコンテンツのテーマや構成を参考にすることで、ユーザーニーズに応えやすい内容の記事作成に役立ちます。
潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)
潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)」は、Google検索するユーザーが潜在的に求めている情報や疑問が反映されています。
質問形式の関連語を提案することでユーザーの検索意図を幅広く捉え、深掘りされたコンテンツの作成が可能です。これにより、検索エンジンに対してコンテンツの網羅性が伝わり、SEO効果を高められます。
ランクインキーワード(検索上位分析)β版
ランクインキーワード(検索上位分析)β版」は、特定のキーワードに対してどのサイトが上位表示されているかを分析し、そのサイトが獲得しているキーワードを調べられる機能です。
これにより、競合サイトがどのようなキーワードで流入を得ているかを把握し、コンテンツ作成に役立ちます。
記事タイトル生成(AI)
記事タイトルの生成➊は、AIが自動で最適な記事のタイトルを生成してくれます。
❷キーワードは2単語以上で意図が明確なものを入れて❸「タイトル生成」をクリックしましょう。すると❹検索結果が表示されますので、記事のタイトル作成の参考にできます。
記事見出し生成(AI)
キーワードの検索ニーズに基づいて、AIが記事見出しを生成してくれます。実際のGoogle検索結果の情報や上位サイトの情報を参考に、SEO対策の観点から最適な記事見出しを抽出してください。
➊記事見出し生成を選択し、❷SEOターゲットキーワードを2単語いれます。❸記事タイトルを入れたら❹見出し生成をクリックします。❺記事見出しが生成されました。
関連する疑問(AI)
関連する疑問を、AIが最大5件提案してくれます。ユーザーニーズを汲み取り、コンテンツの設計や製品アイデアに生かしましょう!
関連キーワード(AI)
関連キーワードは、関連するキーワードを最大5件AIが提案してくれます。検索キーワードがどんな単語と関連しているのかを知ることで、理解を深められます。この機能は検索キーワードを横に広げ、幅広いキーワードの発見に役立ちます。
関連ハッシュタグ
関連ハッシュタグは、検索キーワードに関連性のあるハッシュタグを表示してくれます。多く出ているものは、SNS全体で使用頻度が高い注目度の高いハッシュタグです。関連ハッシュタグはSNSで使ったり、話題を広げる情報としてコンテンツ制作に生かしましょう。
類語・同義語
さまざまなカテゴリに属する言葉と合わせて辞書から検索され、その言葉がほかにどんな呼ばれ方をしているのか、意味を深掘りする際に役立ちます。
周辺語・連想語
最新の単語を含む辞書データとWikipediaの情報をもとに、関連性が高いと判断した単語を最大50件表示しています。コンテンツの深掘り、差別化に役立ちます。
Q&Aサイト(知恵袋など)
検索キーワードに基づいたQ&Aで収集でき、キーワードに関する疑問はどんなことがあるのか、潜在ニーズを深掘りすることでコンテンツ作成に役立ちます。
Googleトレンド
大まかなGoogleトレンドを把握できる機能です。過去12カ月、過去5年の推移グラフ、関連トピック・関連キーワード、小区域別のインタレストなどの情報を表示してくれます。
ニュース/話題の記事
自分が取り扱うジャンルに関連するニュース・話題の記事を把握できます。ユーザーニーズに応えるコンテンツ作成の参考になります。
ラッコキーワードのよくある質問
ラッコキーワードのよくある質問を解説します。
1~3の順で解説しますのでご覧ください!
Googleキーワードプランナーとの違いは?
ラッコキーワードとGoogleキーワードプランナーは、どちらもSEOやコンテンツ作成に役立つツールですが、用途と機能には違いがあります。
キーワードプランナーはGoogle広告運用者向けに作られたツールで、検索ボリュームや競合性、広告クリック単価(CPC)などの詳細なデータを提供してくれます。そのため、広告キャンペーンの計画や分析に優れています。
つまり、ラッコキーワードはSEO初心者やブログ運営者に使いやすく、キーワードプランナーは広告運用や細かなデータ分析を必要とするユーザーに向いています。
- ラッコキーワード無料版では、検索ボリュームが調べられない。
- キーワードプランナーは無料で検索ボリュームが調べられるが、ざっくりとした数字です。
InstagramやYouTubeにも使える?
ラッコキーワードは、おもにGoogleなどの検索エンジン向けキーワードリサーチツールです。しかしInstagramやYouTubeにも応用できます。Instagramでは、取得したキーワードをハッシュタグとして使うことで投稿の発見性が向上し、より多くのユーザーにリーチできる可能性があります。
また、YouTubeでは動画のタイトルや説明文、タグにキーワードを取り入れることで、検索結果に表示されやすくなり、再生数の増加につながります。特に、検索エンジンとの親和性が高いYouTubeでは、ラッコキーワードの抽出データは有効です。
ただし、ラッコキーワードはあくまで検索エンジンベースのツールであり、InstagramやYouTubeのプラットフォーム内でのトレンドやユーザーの興味を直接的に反映したものでないことは、頭に入れておきましょう。
ラッコキーワード以外のキーワードツールは?
Ubersuggest
Neil Patel氏が提供するツールで、無料でキーワードの検索ボリューム、競合度、関連キーワードなどを調べられます。SEO初心者にも使いやすく、検索トレンドやコンテンツのアイデアを得やすいのが特徴です。
aramakijake.jp (アラマキジャケ)
Googleなどの検索ボリュームを無料で調べるられるツールです。aramakijake.jpでは、月間検索数と検索順位別の月間検索アクセス数の予測データがチェックできます。
Ahrefs
SEOの総合ツールで、競合サイトのキーワードやバックリンクの分析も可能です。キーワードエクスプローラーでは検索ボリュームやキーワードの難易度などが確認でき、効果的なコンテンツ制作やリンク構築に役立ちます。月額課金制ですが、SEO運用に向いています。
まとめ
ラッコキーワードは、検索エンジン向けのキーワードリサーチに特化した便利なツールで、初心者からプロまで幅広く活用できます。
入力したキーワードに関連するキーワードや、サジェストキーワードを一括で調べられるため、ブログやWebコンテンツのSEO対策に適しています。効率的なコンテンツ作成が可能になります。